WL 110.03 シェルチューブ熱交換器職業訓練用ワークベンチ教育実験台熱トレーニング機器

1. 製品紹介
1.1 製品概要
熱対流とは、流動する媒体中の熱粒子によって、空間内のある場所から別の場所へ熱エネルギーが伝達される現象を指します。単位面積あたりの質量を持つ流体が、熱対流の過程で単位時間あたりに温度T1からT2へ移動する場合、この熱対流によって伝達される熱量はQ = M・Cp・(T2-T1) [W/m²]となります。物質（システム）内部での熱伝達の過程は、一般的に「熱伝達」と呼ばれます。熱伝達は、熱伝導、熱対流、熱放射という3つの方法によって実現されます。実際の熱伝達プロセスでは、これらの3つの方法が同時に発生することが多いです。
WL110.03型板管式熱交換器は、熱交換を行うための装置です。この熱交換器は、高温水を通すためのステンレス鋼管が複数配置されており、ステンレス鋼管の外側と外殻の内側には低温水が流れます。実験中、熱対流によって低温水に熱が伝達され、熱交換効率が向上します。

1.2 製品の特徴
1. 製品は洗練されたデザインで、美しく機能的です。
2. モジュール式設計のため、他の実験モジュールと組み合わせて使用できます。
3. 耐久性に優れた素材を使用しているため、機器の寿命が大幅に延びます。

2. 技術仕様
2.1 技術パラメータ
熱交換面積：約0.05m²
使用環境条件：周囲温度10℃～30℃、相対湿度75%以下（25℃）

2.2 寸法と重量
寸法：400×230×130mm
重量：6kg

3. 製品構成
3.1 主構成要素
番号   名称
1   高温水循環出口/入口
2   低温水循環入口/出口
3   熱交換面
4   高温水循環入口/出口

3.2 付属品
番号   名称
1   予備コネクタ

4. 製品構成一覧
番号   名称   数量
1   MR-WL110.03型板管式熱交換器   1
2   予備コネクタ   2

5. 実験内容一覧
(1) WL110.03型板管式熱交換器の配管接続方法