SSR01 コンデンサ始動モーター職業訓練機器電気実験装置
1. 機器の紹介
1.1 概要
コンデンサ始動モーターは、始動コンデンサと運転コンデンサの 2 つのコンデンサを使用します。始動コンデンサは主にモーターの始動トルクを高めるために使用されます。つまり、モーターの始動コイルは始動時に通電され、始動後に遮断されます。一方、運転コンデンサは、モーターが動作中に静電容量補償の役割を果たすことを可能にし、常にモーターの運転に同行します。主な機能は、モーターの主巻線と二次巻線の間の電磁気的関係のバランスをとって、モーターの電力を最大化し、騒音と振動を減らすことです。
1.2 特徴
1. 始動コンデンサの主な機能は、モーターの始動時に大きな電流を供給して、モーターの迅速な始動を支援することです。モーターが定格速度の約 75% に達すると、始動コンデンサは切断装置によってモーターの始動巻線から切断されます。この始動装置は一般に「遠心スイッチ」と呼ばれ、手動で切断することもできます。
2. 運転コンデンサは、モーターの始動にも役立ちますが、モーターの安定した動作を確保するために常にモーターに付随しています。
3. 単相二値コンデンサ非同期モーターは、「コンデンサ始動運転型」とも呼ばれます。このタイプのモーターには、始動巻線と運転巻線の2つの巻線があります。2つの巻線は空間的に90度離れています。大容量のコンデンサが始動巻線に直列に接続されています。運転巻線と始動巻線が単相交流を通過すると、コンデンサの作用により、始動巻線の電流は運転巻線の電流より90度進みます。最大値に達し、回転磁界を形成します。
4. シンプルさと信頼性の利点があります。回路構造は比較的シンプルで、コンデンサと接触器だけで実現できます。同時に、コンデンサと接触器は信頼性が高く、故障率が低く、メンテナンスと修理のコストが低くなります。
5. 効率的で安定: モーターコンデンサ始動は瞬時の始動電流を供給し、モーターを素早く始動させます。同時に、コンデンサの存在によりモーターの電流波形がより安定し、モーターの動作効率と安定性が向上します。
2. 技術パラメータ
入力電力: 220V 50Hz 0.75kW
重量: 17Kg
動作条件: -10℃~+40℃
サイズ: 400mm*300mm*410mm
4. 実験リスト
実験 1 コンデンサ始動モーターの原理を理解する
実験 2 コンデンサ始動モーターの動作実験