CE 705 活性汚泥法 学校教育機器 職業訓練用ワークベンチ 流体力学実験機器
1.説明
活性汚泥法は、水処理において最も重要な生物学的プロセスです。CE 705は、このプロセスの実証を可能にします。
ポンプは、溶解性有機物(有機物)で汚染された原水を曝気槽に送り込みます。曝気槽内の好気性微生物(活性汚泥)は、有機物を栄養源として利用し、その過程で有機物を生分解します。好気性微生物は酸素を必要とするため、原水は曝気槽で曝気されます。活性汚泥は攪拌機によって原水と混合されます。二次沈殿槽では、活性汚泥は沈降分離によって処理水から分離されます。活性汚泥の一部は曝気槽に戻されます(返送汚泥)。処理水はタンクに集められます。
また、アンモニウムを硝酸塩に変換(硝化)、硝酸塩を窒素に変換(脱窒)することも可能です。脱窒処理では、仕切り壁を設置することで曝気槽内に曝気しない領域を設けることができます。
原水、返送汚泥、脱窒前処理用内部循環水、空気の流量を調整可能です。酸素濃度、pH値、温度も制御可能です。
運転状態と測定データを表示するためのソフトウェアプログラムが提供されています。プロセス概略図には、各コンポーネントの現在の運転状態と測定データが表示されます。
サンプルは必要な箇所すべてで採取できます。実験には、下水処理場からの活性汚泥と分析技術が必要です。推奨パラメータ:
- BOD5(生物化学的酸素要求量)
- COD(化学的酸素要求量)
- NH4(アンモニウム)
- NO3(硝酸塩)
2.仕様
生物学的廃水処理
撹拌機3台付き曝気槽
二次沈殿槽
硝化および前脱窒
撹拌機2台付き独立供給ユニット
すべての流量を調整可能
温度、pH値、酸素濃度の制御
流量、温度、pH値、酸素濃度の測定
Windows 7、8.1、10対応USB経由データ取得ソフトウェア
動作状態表示ソフトウェア
PCのウェブカメラによる目視検査

3.技術データ
曝気槽
硝化槽容量:約34L
脱窒槽容量:約17L
タンク数
二次沈殿槽:30L
原水タンク:200L
処理水タンク:80L
流量
原水ポンプ:最大最大25L/h
返送汚泥ポンプ:最大25L/h
循環ポンプ:最大25L/h
回転数(撹拌機)
二次沈殿槽:最大45min-1
その他:各最大600min-1
測定範囲
流量:
2~25L/h(原水)
50~550L/h(圧縮空気)
温度:0~40℃
pH値:0~14
酸素濃度:0~10mg/L
230V、50Hz、単相
230V、60Hz、単相; 120V、60Hz、単相
