HM 282 軸流ファンの実験 学校設備 トレーニング教育用ワークベンチ 熱トレーニング機器
説明
軸流ファンはガスの輸送に使用されます。輸送媒体は、ローターの回転によって軸流ファンの駆動軸に軸方向に引き込まれます。媒体はローターを通過し、ローターの後方から軸方向に排出されます。
この実験ユニットは、軸流ファンの動作挙動と重要な特性変数を理解するための基礎実験を提供します。
HM 282は、内蔵コントローラーを介して可変速の軸流ファン、吸気管、吐出管を備えています。透明な吸気管と吐出管には、流れを誘導するためのガイドプレートが取り付けられています。吸気管内の整流器は、空気を静める役割を果たします。これにより、運転を大幅に減速した場合でも、正確な測定が可能になります。空気の流れは、吐出管の先端にあるスロットルバルブによって調整されます。
この実験ユニットには、圧力と温度のセンサーが取り付けられています。流量は、吸気ノズルの差圧測定によって決定されます。マイクロプロセッサベースの測定技術は、ハウジング内にしっかりと保護されています。測定値はUSB経由でPCに直接送信され、付属のソフトウェアを使用して解析できます。
操作と評価を伴うソフトウェアサポートによる実験のすべての利点は、ソフトウェアとマイクロプロセッサによって提供されます。

仕様
軸流ファンの機能と動作挙動
電子整流駆動モーター搭載の軸流ファン
内蔵コントローラーによる可変速制御
透明な吸気管と吐出管
吐出管内の空気流量調整用スロットルバルブ
吸気ノズルによる流量測定
差圧、流量、回転数、消費電力、油圧出力、温度、効率の表示
マイクロプロセッサベースの計装機器を内蔵しているため、配線ミスが発生しやすい追加機器は不要
測定値の表示と評価、およびソフトウェアによるユニット操作
Windows 8.1、10でUSB経由の制御機能とデータ収集機能を備えたソフトウェア
技術データ
吸気管
内径:110mm
長さ:275mm
吐出管
内径:110mm
長さ:310mm
軸流ファン
消費電力:90W
公称回転数:9500min-1
最大体積流量:約600m³/h
最大差圧:約700Pa
計測範囲
差圧:0~1800Pa
流量:0~1000m³/h
温度:0~100℃
回転数:0~9999min-1
消費電力:0~500W
電源:230V、50Hz、単相
電源:230V、60Hz、単相;120V、60Hz、単相
UL/CSA(オプション)
寸法および重量
LxWxH:670x340x370mm
重量:約15kg
